【松本編集長が行く! 突撃取材(日本編)】第14回 高機能素材Week【幕張メッセ】(後編)ーー株式会社ミライ化成、小松マテーレ株式会社、住友化学株式会社

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いつもPlaBaseをご覧いただきありがとうございます。PlaBase編集長の松本です。

今回も幕張メッセで行われました第14回 高機能素材 Weekでの突撃取材についてお送りいたします。前編、中編では計6社の突撃取材を行いましたが、後編では株式会社ミライ化成、小松マテーレ株式会社、住友化学株式会社の3社を紹介します。

最初にミライ化成の劔(つるぎ) 知孝さんにお話を伺いました。ミライ化成さんでは、社内ベンチャーとして新たな炭素繊維事業を展開しています。今回、その成果として、再生炭素繊維紡績糸を紹介。板材やワイヤーなどに加工でき、人工皮革も作ることが可能です。再生炭素繊維を活用することにより、製品の軽量化とリサイクルの両方が実現可能です。ドローンの部品にも使用されているということです。

⁠最後にリサイクル炭素繊維の社会実装を実現し、より身近な素材に感じてもらえるようにしたいとおっしゃっており、幅広く活用できる炭素繊維の今後に期待です。

続いて、創業80周年を迎える、石川県の化学素材メーカー、小松マテーレ株式会社の森明豪さんにお話しを伺いました。繊維を加工する上での油剤や不純物を除去する工程の1つ「精錬」から始まった事業を多角化し、インターロッキングブロックや、土壌改良剤、耐震補強材などを開発しています。国立競技場で小松マテーレの素材が採用されているとのことで、今回の取材でも取り上げています。

また環境に優しい原料と加工工程で出来上がる生地や製品の総合ブランド「マテレコ」や、炭素繊維複合材「カボコーマ」についても詳しく紹介していただきました。

新事業であるオリジナルブランド「マテモノ」では、『「もったいない」を「みたことない」に変える』をコンセプトとして、自社の生産活動で発生する端材などを利用してマスクやバッグなどを製品化しています。

今回の突撃取材の最後は、住友化学株式会社の酒井貴史さん。皆さんおそろいのグリーンのTシャツを着ていましたが、これは住友化学の開発した温調樹脂「コンフォーマ®」を使用したものだそう。コンフォーマ®は、樹脂の相転移を利用して熱の放出や蓄積を促し、暑い場所では涼しく、寒い場所では素材が体を温かく保ってくれるそう。建材向けとして使用することができるシートや発泡体も開発されており、今までの断熱材を上回る機能を持っているため、省エネにもつながるということでした。

各社の取材内容について、詳しくはぜひ動画でご覧ください。

これまでカタログや材料メーカー各社のホームページ内に散在していた樹脂(プラスチック)成形材料の情報をPlaBaseに集約しました。 メーカー・樹脂名・物性値など多様な検索方法によって、お客様の目的に合った樹脂成形材料のデータを探し出すことができます。