【松本編集長が行く! 突撃取材(海外編)】「NPE2024」(前編)ーーShibaura Machine、Nissei ASB、Avient

皆さんこんにちは! PlaBase編集長の松本です。
今回は米国フロリダ州オーランドのOrange County Convention Centerで開催された「NPE2024」(会期:2024年5月6日~5月10日)で突撃取材をしてまいりました! 前編ではShibaura Machine、Nissei ASB、Avientの3社を紹介します。
NPEは、3年に1回開催される四大プラスチック展示会の1つです。東京ドーム2.4個分の広さの建屋に、「MATERIALS SCIENCE (材料)」 「BOTTLE(容器)」 「RECYCLING &SUSTAINABILITY (リサイクルとサステナビリティ)」 「Advanced Manufacturing(先端製造)」 「MOLDMAKING(金型)」 「PACKAGING(パッケージング)」の6ゾーンに分かれた展示会場に2000社(うち800社以上が新規出展)を超える企業が集結しました。
芝浦機械
はじめに、総合機械メーカーの芝浦機械の米国現地法人である、Shibaura Machine Company, America(米国・イリノイ州)のブースにお伺いしました。EV自動車の射出成形において、日本では電動機が約8割を占める一方、米国市場では50%が油圧式です。製造工程でのCO2削減には電動射出成形機が有効で、Shibaura Machineには50トンから3000トンまで幅広いラインアップになっています。
さらに米国での製造業従事者の減少を背景に、AIを活用した成形条件の自動補正システムを開発。AIが最適な条件を提供してくれるそうです。医療業界向けには、ステンレスカバーやFDA対応の材料を用いた開発が進行中です。また、「machiNetCloud」というクラウドサービスを通じ、データ監視やリモートメンテナンスに対応する取り組みも進められています。現在、日本での提供を協議中とのことです。
日精エー・エス・ビー
次に、日精エー・エス・ビーのブースを訪問。浅間山の麓・長野県小諸市に本社を置く同社ですが、米国ジョージア州に販売・サービス拠点を構えています。展示されていた成形事例には、アルコール容器、米国で最も売れているエナジードリンクの容器、窪みが施され減圧収縮に耐えられる耐熱容器など、様々な大きさや形状のものがありました。これらは全て展示機器で作られたもので、今回見せていただいたのは、「ASB-150DP」というペットボトル成形機。特徴はプリフォームから最終製品まで1台で成形できる点です。また、機器をカスタマイズすることで、多様な製品の製造が可能となり、形状に応じたプリフォームや温度調整により、最適な肉厚を再現できる技術があるとおっしゃっていました。温度調整が成形品質に大きく関わり、マーケットに対応するために常に挑戦を続けているとのことでした。
Avient
次は、特殊高分子材料メーカーの、米Avientのブースを訪問。Avientの事業は大きく2つに分かれており、1つは色や添加剤、インクなどを提供する部門。そしてもう1つは、材料プラットフォームの提供です。この事業では、エンジニアードポリマーの配合や、複合熱可塑性樹脂、さらには複合サーモセット樹脂およびエンジニアードファイバーなどを提供しているそうです。また環境配慮製品にも力を入れており、再生可能な材料を使った製品や、リサイクルしやすい包装素材の開発も進めています。世界中に102の製造拠点があり、顧客のニーズに応じて材料を選び、最適な製品を提供することを強みとしています。
各企業について、詳しくはぜひ動画でご覧ください!
これまでカタログや材料メーカー各社のホームページ内に散在していた樹脂(プラスチック)成形材料の情報をPlaBaseに集約しました。 メーカー・樹脂名・物性値など多様な検索方法によって、お客様の目的に合った樹脂成形材料のデータを探し出すことができます。
