【松本編集長が行く! 突撃取材(日本編)】第15回 高機能 素材Week 2024

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いつもPlaBaseをご覧いただきありがとうございます。PlaBase編集長の松本です。

2024年10月29~31日(木)に幕張メッセで開催されました「第15回 高機能素材Week 2024」に突撃取材をしてまいりました! 今回は、出光興産株式会社、旭化成株式会社、大塚化学株式会社、株式会社DNPエスピーイノベーションの4社を紹介します。
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まずは出光興産株式会社の飯島康介さんにお話を伺いました。今回特にお伝えしたいのは「CO2削減への取り組み」とのことです。独自に開発したSPS樹脂は3つの点ににおいてCO2削減に貢献できるそうです。

1つ目は、SPS樹脂は製造工程がシンプルでCO2排出量が少ないことです。2つ目は、バイオマス素材を取り入れたSPSの展開、3つ目は廃棄プラスチックを原油状態に戻し、新たなプラスチックを再生する現在開発中の技術、ケミカルリサイクルSPSです。 

出光興産のSPS樹脂特設サイトもぜひ一緒にご覧ください。


続いて、旭化成株式会社の前川知文さんに取材をさせていただきました。今回の見どころはポリアミド樹脂とコットンリンター(コットンの種の表面にあるうぶ毛)をベースにしたセルロースナノファイバーを組み合わせた樹脂による3Dプリンター成形です。

ポリアミドに関してはケミカルリサイクルポリアミドを組み合わせることで、よりサステナブルな設計を可能にしたそうです。セルロースナノファイバーについては、同社のセルロース繊維「ベンベルグ」などの基盤技術を応用して作られているとのことです。こちらの3Dプリンター製品で成形できるものについても詳しくご紹介いただいています。




⁠次に、大塚化学株式会社の稲田幸輔さんのお話を伺いました。今回の展示会では全ての部品を3Dプリンターで造形したアームロボットについて説明していただきました。材料は全て複合材料である「ナイロンPOTICON(ポチコン)」であり、無塗装で高い仕上がりを実現しています。さらに、常に軽量なのも特徴です。

2024年7月発売の3Dプリンター新製品「G-ZERO L1」を用いて、ドローンをリアルタイムで造形する展示や、2025年6月頃発売予定のPEEKで造形ができる3Dプリンターによる成形品の参考出展も見どころです。



⁠最後に株式会社DNPエスピーイノベーションの村上浩さんに取材をさせていただきました。今回の展示会では、製造過程で排出される端材を活用した、さまざまなプロダクトアートを展示していました。本の製本時に出る端切れを、デザイナーとコラボしてメモ帳や箱に再利用しているとのことです。活用できない端材は粉砕し積層でプレスし、壁材や床材に加工されます。

また、微粉砕した紙とPPを混ぜたものを溶解し成形するとフィラメントを製造することができ、これを用いた椅子の展示にも注目です。商品開発や素材開発には「作りたいものがあるからどうするか」という姿勢で取り組んでいるそうです。


⁠各社の取材内容について、詳しくはぜひ動画でご覧ください!

これまでカタログや材料メーカー各社のホームページ内に散在していた樹脂(プラスチック)成形材料の情報をPlaBaseに集約しました。 メーカー・樹脂名・物性値など多様な検索方法によって、お客様の目的に合った樹脂成形材料のデータを探し出すことができます。