ユニチカが「第3回名古屋クルマの軽量化 技術展」に出展、自動車部品向け高機能プラを展示:PR

ユニチカ株式会社は、「暮らしと技術を結ぶことによって社会に貢献する」ことを経営理念とし、「人々の生活と環境に貢献し、社会的存在感のある企業」を目指し、昨年、創業130周年を迎え、長い歴史と経験に裏付けられた優れた高分子技術により、高機能・高性能なプラスチックの開発を進めています。

その開発の成果を、2020年10月21日~23日に名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開催される「第3回名古屋オートモーティブワールド」内の「第3回名古屋クルマの軽量化 技術展」の出展ブース(第3展示館 小間番号 4-50)で発表しますので、ぜひ会場にお越しください。今回は、ブースでの展示内容の一部をご紹介します。

1.高機能ポリアミド樹脂 XecoT®


ユニチカでは、ポリアミド合成技術と、バイオマス素材の利用技術との組み合わせにより、独自の新規耐熱ポリアミド XecoT® / ゼコット® を開発しました。XecoT®は、融点315℃と、高融点・高耐熱のホモポリマー ポリアミド10Tであり、ポリアミドの優れた性質を持つとともに、ポリアミドの欠点を見事に克服した性能も伴った優れた樹脂です。

ホモポリマー、すなわちポリマーの構造規則性が高いため、ポリアミドの特性の源となるアミド結合間の水素結合が形成されやすく、かつ非常に高い結晶性を有しています。この高結晶性という特長より、低摩耗性や高温高荷重下の低クリープ特性など、さまざまな特性が生み出されます。

図1.各種フィラー強化樹脂の摩耗特性比較

図1.各種フィラー強化樹脂の摩耗特性比較

このような特性により、遠心力による応力が長時間かかり、高い摩耗特性が要求される高速高回転のインペラ部品や、電気自動車(EV)駆動用モーターベアリングリテーナー部品などで、採用や検討が進んでいます。

そして、ゼコットのモノマーである長鎖脂肪族ジアミンは、トウゴマの種子から得られるひまし油を原料としています。トウゴマは、世界で年間150万トン以上生産されている、非可食(毒がある)の多年草です。ゼコットのポリマーに換算すると、56wt%がバイオマス由来であり、原油使用削減や大気中の二酸化炭素濃度低減に大きく貢献できる素材でもあります。今回は外部機関で、ライフサイクルアセスメント(LCA)による環境負荷(二酸化炭素排出量)算定を実施した結果、ナイロン6樹脂の半分以下の二酸化炭素排出であることが判明し、サーキュラー・エコノミーの推進に貢献できる材料であることも分かりました。

2.無塗装・高外観 材料着色樹脂 NANOCON® MIC


自動車内装部品においては、ユニチカ独自素材である、ナノコンポジットナイロン6樹脂「ナノコンNANOCON®」を用いた、強度や意匠性、耐薬品性を兼ね備えた高輝度メタリック原着材料の採用が進んでいます。

写真1.NANOCON® MIC 自動車内装部品の用途例(シフトレバー部品)

写真1.NANOCON® MIC 自動車内装部品の用途例(シフトレバー部品)

高い意匠性を目指し、メタリックに加え、ピアノブラック(漆黒)着色などカラーバリエーションを増やしました。NANOCON® MIC=MOLDED IN COLOR、すなわち、ナノコン 塗装レス原料着色材料として開発を進めており、さらなる高機能化も実現しています。具体的には、自動車の内装部品で要求される、耐傷つき性向上や耐衝撃性向上を実現しました。また、このコロナ禍でお客さまからの要望が増えている、抗ウイルス性・抗菌性の付与の開発も進めています。

3.ポリアリレート樹脂 Uポリマー®


さらに自動車電子部品では、ユニチカが世界に先駆けて工業化したスーパーエンジニアリングプラスチックであるポリアリレート樹脂 Uポリマー®の新規グレードとして、2016年に開発に成功し世界最高レベルの耐熱性と透明性を両立した「T-200」の採用が進んでいます。

T-200は、光通信や赤外センサーなどで用いられる近赤外波長域の透過率が、90%以上(1mm厚み)と非常に高く、かつ一般的な射出成形が可能なことから、リフローはんだが要求されるさまざまな光デバイスへの応用が可能です。

写真2.Uポリマー®T-200の用途例(赤外センサーレンズ成形品)

写真2.Uポリマー®T-200の用途例(赤外センサーレンズ成形品)

初めてT-200を使用するお客さまには、射出成形条件や金型設計など、当社からの技術サポートが重要であると考えることから、さまざまな支援体制を充実させています。例えば、CAE樹脂流動解析による金型設計のご提案や、当社樹脂テクニカルセンターにお客さまの金型を持ち込んでいただき、成形試作の実施などが可能です。

さらに、T-200の量産成形をより安定的に実施するのに効果的な、日本製鋼所(JSW)製、定量フィーダ(飢餓供給)付き真空脱気装置「J Melter」を使用した成形試作も可能です。

4.車載カメラモジュール用樹脂


上述の、高耐熱ポリアミド10T ゼコット®、ポリアリレート樹脂 Uポリマー®、をベースに、アルミニウム並みの低線膨張係数を実現し、射出成形性も向上させた材料、ゼコット® AD319A60-52、 Uポリマー® PGT-7050、というグレードを開発しました。車載カメラモジュールの搭載個数の増加により、必要なコストダウンの実現に貢献できる材料と考えています。

この車載カメラモジュール用樹脂以外にも、ADAS(Advanced Driver Assistance Systems, 先進運転支援システム)向けの当社材料のご提案が可能です。

【出展概要】

第3回【名古屋】クルマの軽量化技術展
日程:2020年10月21日(水)~10月23日(金)
時間:10:00~17:00
会場:名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)
第3展示館 4-50

【展示内容】

1)高機能ポリアミド樹脂「XecoT」
2)無塗装・高外観 材料着色樹脂「NANOCON」
3)透明・高耐熱 スーパーエンプラ「Uポリマー」
4)熱伝導性ポリアミド樹脂「放熱グレード」
5)車載カメラモジュール用樹脂
6)射出発泡成形用ポリアミド樹脂「Foamilon」
7)高周波基板用エポキシ樹脂硬化剤「ユニファイナー」
8)ユニチカのADAS部品向け材料

期間中は、開発担当者も常駐しておりますので、技術的なご質問やご相談、ご要望などお聞かせください。下記よりアポイント申込みをお願いします。

https://inw2020nagoya.tems-system.com/exhiSearch/AUTO/jp

展示会場はもちろん、当社ブースでも、新型コロナウイルス感染症対策として、消毒用アルコールの設置、従業員の検温・マスク着用など感染症対策を行っておりますので、ぜひ会場にお越しください。

ブースにお越しいただき、資料をお渡ししましたお客さまに、展示会場内でのマスク着用時のリフレッシュにぴったりなミントタブレットを数量限定で差し上げます。

またオンラインでも参加・商談ができます。今回の展示会では、遠方の方や出張規制がある方などのために、オンライン上にもバーチャルブースを出展しています。オフィスや自宅にいながら参加できますので、ぜひご覧ください。

≪こんなことができます≫
1. バーチャルブースで出展製品を閲覧、最新資料をダウンロード
2. チャット、ビデオ通話で質問・商談
3. 出展社に事前アポイントを申請

※詳細・ご登録 https://www.nepconjapan-nagoya.jp/lp_online_vis/

【問い合わせ先】
ご質問や打ち合わせ、サンプル入手などのご要望がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。ユニチカ株式会社 樹脂事業部 エンプラ営業部
https://www.unitika.co.jp/plastics/inquiry/
(東京)TEL 03‐3246‐7598
(大阪)TEL 06‐6281‐5541
(名古屋)TEL 052‐971‐3781
メールでのお問い合わせはこちらへお願いします。
https://www.unitika.co.jp/plastics/inquiry/form/
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PlaBase編集部
PlaBase[プラベース]

これまでカタログや材料メーカー各社のホームページ内に散在していた樹脂(プラスチック)成形材料の情報をPlaBaseに集約しました。 メーカー・樹脂名・物性値など多様な検索方法によって、お客様の目的に合った樹脂成形材料のデータを探し出すことができます。