基本を知るだけで、プレゼン資料は劇的に分かりやすくなる:デザイン力

この記事では…
VUCAの時代を生き抜く技術者の必須スキル、「企画力」と「プレゼン力」を学ぶ連載。第6回は相手目線で考えたストーリーを形にする「デザイン」についてお伝えします。

(執筆:新垣才/MOVED プレゼンテーション研修デザイン講師)

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こんなことありませんか?

・一生懸命プレゼンの資料を作ったのに、分かりにくいと言われる。
・プレゼン資料や営業資料がいい感じにならない! 資料作りで残業が増える…
・みんな自己流だから、資料デザインの好みがバラバラ。指摘を受けて修正するのが面倒くさい!

第6回はMOVEDプレゼンテーション研修のデザイン講師、新垣才(MOVEDブランドストラテジスト)が務めます。

絵心やセンスじゃない。デザインは「設計」。

「デザインとは?」と聞かれた時、あなたは何を想像しますか?

「絵心ないんだよね」「センスのある人だけができることじゃない?」、そんな風に考えてしまっていませんか?デザインの意味を調べてみると、「設計」が含まれています。国語辞典には「目的を持って具体的に立案・設計すること」(出典:小学館/デジタル大辞泉)と書かれています。つまり、絵心やセンスは関係ないのです。プレゼン資料や営業資料は、「あなたのストーリーを相手に伝えるためにデザイン」、つまり「設計」するものなのです。

これだけは知っておきたい。デザインの4原則と資料への活かし方

デザインにはデザイナーではなくても知っておきたい原則があります。これらの原則は人間の錯覚や視覚効果など、さまざまな要素から成り立っています。まずはデザインの4原則を意識して、「分かりやすい」と言われる資料を目指しましょう。以下、「Before」と「After」で分かりやすいように画像を用意していますので、見比べてみてください。

1.近接…関連性のある要素を近くに接して配置すること

情報に区切りがない表現は何が伝えたい情報であるか分かりにくくなってしまいます。スライドの中に表現したい内容を階層化し、間隔を調整することで関連性を表現することができます。

※Before→Afterの違いがよく分かるアニメーション画像はこちら

2.反復…複数の要素をグループにして繰り返し配置すること

反復を意識すると、統一感のある資料を作ることができます。Beforeのようにフォントや文字色、画像の形がバラバラになると、統一感が生まれず、分かりにくい資料になってしまいます。

※Before→Afterの違いがよく分かるアニメーション画像はこちら

3.余白…デザインの中で必ず生じる何も配置されない領域のこと

余白は文字の可読性を高める効果があります。余白を均等にし、資料全体のバランスを整えることで、聞き手に安心感を与えましょう。

※Before→Afterの違いがよく分かるアニメーション画像はこちら

4.整列…それぞれの要素のポイントを基準に揃えて配置すること

文章の位置や画像の大きさを揃えるだけで、まとまった美しい資料に。文章は左揃えがスタンダード。読みやすく情報を認知しやすくなります。

※Before→Afterの違いがよく分かるアニメーション画像はこちら

原則を意識して、想いが伝わるプレゼン資料を作りましょう

デザインの4原則は取り入れるだけで資料の見栄えが大きく変わります。「なんだか分かりにくい……」そんなふうに感じる資料は、デザインの4原則が足りていないのかもしれません。プレゼン資料や営業資料を作成するテクニックはたくさんありますが、まずはこの4原則を徹底するところから始めてみてはいかがでしょうか?

 

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PlaBase編集部
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