【松本編集長が行く! 突撃取材(日本編)】第14回 高機能素材Week【幕張メッセ】(中編)ーーダイセルグループ&ポリプラ・エボニック株式会社

いつもPlaBaseをご覧いただきありがとうございます。PlaBase編集長の松本です。
今回も幕張メッセで行われました第14回高機能素材Weekでの突撃取材をお届けいたします。前編では大塚化学株式会社、東山フィルム株式会社、BASFジャパン株式会社、デンカ株式会社の4社の突撃取材をお送りしましたが、今回はダイセルグループとポリプラ・エボニック株式会社に突撃取材しました。
まず、ダイセルグループからです。ポリプラスチックス株式会社の板倉雅彦さん、ダイセルミライズ株式会社の宇佐見一樹さん、そして株式会社ダイセル末兼弘大さんに取材をしました。
ポリプラスチックス株式会社は、ペレット中に連続した強化繊維が同じ長さで同一方向に複合された樹脂「PLASTRON® LFT」の環境対応グレード「PP-RF40-02(L7)」を紹介。こちらは長繊維セルロース強化樹脂で、安定した品質と優れた衝撃強度が特色です。
ダイセルミライズ株式会社は、バイオマスナイロンのコンパウンド技術を紹介。PA610にカーボン繊維を混合して剛性を高めた「ノバロイA XBC828」は、PAの弱点であった吸水性も抑えているため、金属部品の代替材料としても採用できるとのことです。特殊な繊維を配合することで摩擦を低減した「ダイセル PA AH39L4」も紹介をしてくださいました。
株式会社ダイセルの展示コーナーでは、酢酸セルロース樹脂の「CAFBLO®」を紹介。この製品はセルロース、酢酸、可塑剤からできており、海洋での生分解も速やか。展示コーナーでは、CAFBLOを用いて、FDM3Dプリンターで製作した美しいランプを披露しています。
続いてポリプラ・エボニック株式会社では、伊東浩明さん、梅田健さん、水谷敏男さんにお話を伺いました。
今回は、CO2削減および資源の有効活用をコンセプトとした展示となりました。CO2の排出量を大幅に削減した「ベスタミド® RFP(Reduced Foot Print)」と「ベスタミド® eCO(eliminate CO2)」の紹介をしてくださいました。「ベスタミド® eCO E40」は、こちらは環境に良いだけでなく軽量性、高反発性といった優れた特性も備えています。
ポリアミド12による3Dプリンター向けパウダー「インフィナム」も紹介。「インフィナム eCO PAパウダー」は、「インフィナムPAパウダー」としての特性はそのままに、CO2をさらに削減できるグレードということです。インフィナムによる造形品を手に取ってみると、その細かさに思わず「えぐい!」と声が出ました! これもインフィナムだからこそであるそうです。
各社の取材内容について、詳しくはぜひ動画でご覧ください。
これまでカタログや材料メーカー各社のホームページ内に散在していた樹脂(プラスチック)成形材料の情報をPlaBaseに集約しました。 メーカー・樹脂名・物性値など多様な検索方法によって、お客様の目的に合った樹脂成形材料のデータを探し出すことができます。
