【松本編集長が行く! 突撃取材(海外編)】「NPE2024」(後編)ーーUMass Lowell、LyondellBasell、TotalEnergies Corbion

いつもPlaBaseをご覧いただきありがとうございます。PlaBase編集長の松本です。
今回もOrange County Convention Centerで行われました「NPE2024」での突撃取材についてお送りいたします。前編の3社に続き、後編ではUMass Lowell、LyondellBasell、TotalEnergies Corbionの3社を紹介します。
UMass Lowell
最初にUMass Lowell(マサチューセッツ大学ローウェル校)にお話を伺いました。UMass Lowellで行われているプラスチック工学プログラムでは、学士、修士、博士号を取得でき、材料、特性評価、設計、加工などプラスチックの様々な分野を学ぶことができます。アメリカで同様の学位を提供する大学は少なく、ABIT認証を受けているため高い教育水準が保証されているとのこと。射出成形や押出成形などのあらゆる成形技術、さらには最新の成形技術を学ぶことができ、使用する素材も多岐にわたります。専任の教員は13人おり、多くが業界経験を持つ専門家です。最先端の設備を使用した実践的な学びにより、学生は卒業後、即戦力として業界で活躍することができます。様々な国から学生が集まり、プラスチック工学を学ぶための理想的な環境が整っています。ぜひ、UMass Lowellに来てプラスチックを学んで欲しいとのことでした。
LyondellBasell
次にLyondellBasellにお話を伺いました。LyondellBasellは自動車産業や持続可能な製品開発に注力する化学メーカーです。自動車産業や持続可能な社会の実現に貢献しています。自社製ポリエチレンやポリプロピレンは、自動車の内部配線や燃料タンク、外装部品などに使われ、軽量化と耐久性を両立させることで、燃費の向上をサポートしています。また、リサイクル素材を活用した製品開発にも力を入れており、「circulen」というブランドで、再生プラスチックやバイオ素材を使った商品を展開。さらに、インフラ整備や食品包装、医療分野にも対応し、長持ちする高性能素材を提供しています。
TotalEnergies Corbion
今回の突撃取材の最後は、TotalEnergies CorbionのDerekにお話を伺いました。TotalEnergies Corbionは、石油大手のTotal Energiesと乳酸生産で世界最大のCorbionの合弁企業。バイオベース素材のPLAを生産しています。PLAはサトウキビから作られ、生分解性があるため、環境にやさしい素材です。同社は、医療分野での尿検査容器やピルボトル、3Dプリント素材、コーヒーカプセルやティーバッグなど、さまざまな分野でPLAを活用。PLAはコンポストの使用が可能で、カーボンフットプリントを大幅に削減できる特徴があります。再生可能でリサイクル可能なため、持続可能な素材として今後の需要が期待されています。
各社の取材内容について、詳しくはぜひ動画でご覧ください。
これまでカタログや材料メーカー各社のホームページ内に散在していた樹脂(プラスチック)成形材料の情報をPlaBaseに集約しました。 メーカー・樹脂名・物性値など多様な検索方法によって、お客様の目的に合った樹脂成形材料のデータを探し出すことができます。
