生ごみは燃えるごみ?燃えないごみ?:プラ博世の海外現地レポート〜上海編(3)〜


プラ博世
こんにちは! プラ博世です。
では、デリバリー商品に使われていたプラスチックを見てみました。その後、生分解性プラスチックを見かける機会はありましたか? 日本と中国の間にある韓国のセブンイレブンでは、土に埋めることで水と二酸化炭素に分解されるレジ袋が今月から順次導入されているそうです。コンビニでの導入は影響が大きそうですね。

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さて、今回取り上げるのは、上海の生ごみ分別事情。
上海では、2019年から「史上最強」とも言われるほどの、ごみ分別を徹底する条例を施行しており、今では高い分別意識が定着しつつあります。

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でも、なぜ生ごみが注目されているのでしょうか?
日本では、生ごみも合わせて燃えるごみとして処分するのが一般的ですよね。そうなると、生ごみの行き先は焼却炉。生ごみは水分を多く含んでいるため、燃やされる際に焼却炉全体の温度を下げてしまうのです。そのため、燃やすために余計なエネルギーが必要になってしまいます。ここで一役買っているのが、実はプラスチックなのです。プラスチックの原料は石油なので、よく燃えて、焼却炉の中で高い温度を発してくれるからです。
しかし、これには焼却炉を必要以上に熱くしてしまって、設備を傷めてしまうという欠点も……。焼却炉は、ごみの種類やその比率から、適切な燃やし方を計算しているため、分別されていないごみはそれを妨げてしまうというわけです。

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結局重要になってくるのが分別なのです。
なおかつ、プラスチックや生ごみなど、それぞれ分別し、リサイクルできるものはリサイクルしていくことは「ごみゼロ」に近づく一歩でもあります。

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日本でも「生ごみ専用袋」を使っている自治体があります!
栃木県の益子町では、燃えるごみの日に生ごみのみを分けて収集しています。この専用袋には、生分解性プラスチックのゴミ袋を採用。集められた生ごみは工場で堆肥に変えられ、活用されています。しかし、これまでとは違うごみの捨て方を周知できる自治体の規模、集めた生ごみを堆肥に変える施設の用意、など実施するためのハードルも多く、どんな自治体でもできるかというと難しいところです。

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さあ、ここで上海のごみ分別を見てみましょう。
一般的によく見かける収集所はこんな感じ。

収集時間になると管理人が各種ごみ箱をどこからか運んできて設置します。収集所というより、「大きなごみ箱が設置してあるだけ」というような感じがしますね。特徴があるのは茶色のごみ箱。これ、生ゴミ専用のボックスなのです。

指定の袋などはなく、持ってきた生ごみだけをボックスに入れ、持ってくるために使ったごみ袋は可燃ごみのボックスへ入れます。収集時間中は管理人が常駐し、分別をチェックしています。

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このような建物型もよく見られます。

こちらも収集時間中は管理人がいて、収集時間を過ぎると投入口がしっかり施錠されるなどの徹底ぶりです。生ごみのテーマカラーが茶色に統一されているのも分かりやすいですね。手洗い場が設置されていて、ごみ捨てで手が汚れたらすぐ洗うこともできます。ちなみに時間外投棄は厳禁! 監視カメラが設置されているので怒られてしまいます。

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こうして集められた生ごみは、各種専用の収集車が回収していきます。

収集車が入れないような狭い路地では、こんなバイク型の収集車が活躍しています。
生ごみの処理として、日本で主流なのはやはり「燃えるごみの日にポイ」ですよね。個人で道具や場所を用意して取り組んでいくのもなかなか難しいものです。しかし、まずは今ある分別のルールを再確認して、「燃やさないごみ」を意識して作るのが、ごみを減らす第一歩になりそうですね!

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以上、プラ博世でした。次回のレポートもお楽しみに!
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