誰でも簡単Zoomウェビナーのはじめかた[機材接続編]

前回の記事では、ウェビナーに必要な機材についてご案内しました。今回は前回ご紹介した機材の接続方法についてお届けします。
思った通りにいかない
「どの機材とどの機材をどういったケーブルで接続したらよいのかよくわからない」「思った通りの環境が構築できない」専門の業者さんから一括してウェビナーシステムを導入した場合、悩まなくても良い問題ですが、それぞれを別々にかつ自前で調達する場合は、多くの方が頭を悩まされる問題です。
この機材に関する問題は、どの機材が何の役割を担っているのかをしっかり把握できれば解決できることなので、まずはそれぞれの機材の役割と接続先をキチンと整理する必要があります。
それぞれの機材の役割と接続先
PC(Zoom配信用・資料配信用)・スイッチャー・カメラ・確認用モニター・ヘッドセット、これらが接続する機器一式となります。これらがどのような役割を果たし、何と接続しているのかを理解することで、各機材との関係性がハッキリし、どのように接続したらよいのかがクリアになります。なお、ここでは電源やLANケーブル、PCに接続するモニタなど一般的なものは省略します。
Zoom配信用PC
Zoom配信用PCは、スイッチャーから入力される「カメラの映像」と「配信用PCの画面」とヘッドセットから入力される「音声」を、Zoomアプリケーションを通して出力する役割を果たしています。
<接続先と利用するケーブル>
- スイッチャー : USB-Cケーブル
- ヘッドセット:用意したものによる

資料配信用PC
資料配信用PCは、表示されている画面そのもの(パワーポイントなどの資料や画像など)をスイッチャーに出力する役割を果たしています。
<接続先と利用するケーブル>
- スイッチャー[HDMI2]:HDMIケーブル

スイッチャー
スイッチャーは、カメラから入力される「映像」と資料配信用PCから入力された「画面」をZoom配信用PCと確認用モニターに出力する役割を果たしています。スイッチャー(ATEM mini Proの場合)にはHDMIケーブルの入力端子が1から4まで計4箇所あります。HDMI1は必ずカメラからのHDMIケーブルを挿して下さい。
<接続先と利用するケーブル>
- カメラ[HDMI1]:HDMIケーブル(ZV-1は一方の端がmicroHDMI)
- Zoom配信用PC:USB-Cケーブル
- 資料配信用PC[HDMI2]:HDMIケーブル
- 確認用モニタ[HDMI OUT]:HDMIケーブル

カメラ
カメラは、「映像」をスイッチャーへ出力する役割を果たしています。スイッチャーの項目でも記載したとおり、カメラからのHDMIケーブルはスイッチャーのHDMI1に挿して下さい。こうすることでワイプの際にカメラ映像を利用することができるようになります。
<接続先と利用するケーブル>
スイッチャー[HDMI1へ]:HDMIケーブル(ZV-1は一方の端がmicroHDMI)

確認用モニター
確認用モニターは、スイッチャーから出力される配信管理用の分割画面を表示します。

<接続先と利用するケーブル>
- スイッチャー[HDMI OUT]:HDMIケーブル

ヘッドセット
ヘッドセットは、プレゼンターの「音声」をZoom配信用パソコンに出力し、Zoom配信用パソコンから出力されるパネリストなどの「音声」をヘッドセットに届ける役割を果たしています。(構成図はZoom配信用PCを参照)
ウェビナーシステム全体の構成図
上記の内容に従いウェビナーシステムを接続すると、下図のような構成となります。これで機材の面での準備は万端です。すべてを接続し、Zoomを起動させてテストを実施して無事に接続できれば、ウェビナー本番に臨むことができるようになります。

残るはZoom側の設定と運営
前回と今回の記事で、必要な機材とその接続方法についてご紹介しました。もしうまくいかない場合でも、ひとつずつ順を追って接続していけば、必ずウェビナーを開催できる環境を構築できるようになると思います。あとウェビナー開催に必要となる工程は、Zoom側の設定と運営となります。どのような目的のウェビナーをどのくらいの規模で行うかにより、設定内容も運営方法も変わってきますので、目的と規模をハッキリさせて準備されることをお勧めいたします。
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